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バカラの歴史

カジノとは、トランプを使用するカジノゲームの一種であり「カジノの王様」と言われるほど人気があります。

シンプルなルールでカジノ初心者にも遊びやすく、その歴史も深く非常に面白いゲームなのです。

今回はカジノの歴史を解説していきます!

バカラの起源

「カジノの王様」と呼ばれるほど世界中で最も人気があり歴史のあるカードゲームでありながら、バカラの起源ははっきりしておらずいくつかの仮説が立てられています。

ここからは3つの仮説を紹介していきます。

1.中国のゲームと古代ローマの儀式から

バカラが生まれる元となった遊びは、中国の「牌九(パイガオ)」からきているのではというのが1つの仮説です。
パイガオとはカードの代わりに牌をつかうゲームのことです。

このゲームは「9の数字が最強」「ディーラーとプレイヤーで勝負する」というバカラと共通したルールがあることから、バカラが生まれる前のゲームだったとされています。


また、古代ローマではサイコロを振ってその後の人生を占うという儀式がありました。
「9が出たら高い地位を得ることができる」という、バカラと同様に「9」の数字が優遇される共通点があります。


しかし、これらのゲームと儀式がバカラというトランプゲームに繋がるはっきりとした根拠は明確になっていません。

2.イタリアから

『バカラの発祥地はイタリア』という仮説は1番有力とされています。

イタリアでバカラが登場するのは13世紀ごろ。
当時は印刷技術がなかったため、トランプは希少なものでテーブルゲームは一般的ではありませんでした。
当時のトランプは手書きまたは凸版印刷で造られていました。

その後15世紀ごろから印刷技術が発達し、78枚ずつ印刷されるトランプは大きく広がり、バカラのような古いゲームはトランプでも行えるよう適応していきました。

他にもTarrochiというカードゲームは14世紀イタリアで行われていたタロットカードの前身であり、確固たる関連性は見つかっていないものの、バカラの元になっている可能性があると言われています。


バカラの語源もイタリア語にあり、日本語で「ゼロ」という意味になります。

3.フランスから

一方フランスが起源という仮説も大きく伝えられています。

1940年代、15世紀ごろにイタリアとの紛争から帰還した兵士たちによってバカラがフランスに紹介されました。
そこから貴族の間に広まったという仮説が立てられています。

フランスでのバカラは「バカラバンク」や「シェマン・ド・フェール」という2つの遊び方が誕生し広く遊ばれていたといい、そしてそれらが現在のバカラの基礎となっているのです。

ヨーロッパへの普及

フランスやイギリスに伝わったバカラは、その後ヨーロッパを中心に広がります。

主に貴族の間で大流行し、その後賭博場でも提供されるようになり、どんどん人気のカードゲームとして広がっていきます。

しかし19世紀にはその人気が社会に影響を及ぼし、ギャンブルの弊害からカジノを違法かする地域も出てきます。
その裏で隠れてカジノをする人も多く、委縮するどころかどんどん人気が広がっていきます。

同時にローカルルールも生まれ、多くの人がバカラの魅力にはまり中毒性のあるゲームとして発展しました。

アメリカへ

1900年代初頭、20世紀になりバカラはヨーロッパからアメリカへと渡ることになります。
特にラスベガスのカジノで急速に広まりました。

今までのバカラは貴族の遊びとして扱われていましたが、アメリカに伝わってからは庶民でも楽しめるようにルールが簡素化された「ミニバカラ」が生まれ人気が広がります。

時期を同じくしてキューバで「プントバンコ」と呼ばれる新しいバリエーションが誕生し、それがアメリカにも広がりより多くの人に遊ばれるゲームとなりました。

現在のバカラ

長い歴史の中で様々なルールの改正やローカルルールが作られてきました。
最初は貴族の遊びとされていたゲームが、変化の中で庶民でも気軽に遊べるゲームへと変化していきました。

バカラそのもののルールがわかりやすく、だれでも遊べる楽しいゲームに進化を遂げて現在に至ります。


「カジノの王様」の名の通り歴史も深く多くの人に愛されるゲーム。
歴史を知ったうえで、ぜひ一度遊んでみてはいかがでしょうか。
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